1: :2015/08/07(金) 15:16:09.81 ID:
高橋暁子 2015/07/25 08:00
可処分所得が低い10代は、コンテンツはなるべく無料で入手したいという意向が強い。すべてを無料で手に入れようとして、その挙げ句、
違法コンテンツに手を出してしまうケースも多い。
10代のこのような行動における問題点を考えていこう。
可処分所得が低い10代は、コンテンツはなるべく無料で入手したいという意向が強い。すべてを無料で手に入れようとして、その挙げ句、
違法コンテンツに手を出してしまうケースも多い。
10代のこのような行動における問題点を考えていこう。
◆「音楽は絶対に買わない」
「音楽は絶対に買わない。ネットで探せば何でも無料のものが見つかるし、みんなそうしているから」と高校2年男子A夫は言う。
A夫いわく自身は無類の音楽好きで、音楽抜きではいられないと言うが、音楽を聴くために利用するのは主にYouTubeだ。
「CDで聴いた方が音がいいと言われるけれど、それほど差は感じないし、聴いて楽しめれば十分」。
高校生でもCDを買ったり、ライブに行くことはある。
しかし、一部の大ファンのミュージシャンやバンドに限定され、
それ以外の少し気になる、流行っている程度の音楽はすべてYouTubeで済ませる傾向にある。
高校1年女子B子は、好きなミュージシャンのCDは買って保存用にとっておき、普段聴くためにはやはりYouTubeを利用するという。「CDプレイヤーを持っていないし、あってもわざわざCDをプレイヤーに入れるのは面倒くさいと思う。
その点、スマホならいつでも聴けるから便利」。
大人世代にはハイレゾ音源が流行しているが、10代にとって音楽は音質ではなく、無料であることが重要なようだ。
日本レコード協会の「2013年度音楽メディアユーザー実態調査」(2014年3月)によると、
10代は「普段から音楽を聴いている」「昔から好きだったり、気になるアーティストがいる」など、
音楽の接点が他の年代よりも高い。
一方、中学生から20代のマーケットシェアは年々減少傾向にある。
10代のCD(セル)の年代別シェアは38.0%と前年と同水準を保つ一方、有料音楽配信の年代別シェアは前年の30.9%から21.75%にまで減少している。
◆「テレビよりネットで動画を見る」
中高生の場合、「テレビよりネットで動画を見る」という割合が高めだ。
高校1年男子C佑は、テレビよりもスマートフォンでテレビ番組を見ることを好む。
テレビ番組を見るなら、テレビの大きな画面で見ればいいと考えるが、そうではないらしい。
C佑の考えは、「テレビは何を見ているか親にも分かるから面倒くさい。
スマホなら自分が見たい時に好きな番組が見られるので、趣味に走った番組も見られるしいい」という。
他にもC佑は、深夜番組などの録画が面倒な時に、翌日にインターネットで探して番組を見ている。
映画なども見るというC佑に画質や音質について尋ねたが、「特に気にならない。
特に好きな映画はテレビで見たりするが、そうでなければスマホの画面で十分」と答えた。
ニールセンの「スマートフォン・メディア利用実態調査」(2015年6月)によると、
10代で「映画やドラマなどの動画」をスマートフォンから視聴する割合は他の世代より高く、5割(55%)を超えた。
また、今後利用したい「映画やドラマなどの動画」のデジタルコンテンツのサービスプランについて、13~19歳の48%が
「広告表示で無料で利用したい」と回答した。これは他の年代に比べてはるかに高い。
無料の場合、広告を見たり、クリックしたりする必要があるなど手間がかかることが多いが、
彼らはそのような手間も厭わない。
可処分所得が低く可処分時間が余っている10代の選択だ。
http://japan.cnet.com/sp/smartphone_native/35067711/
※続く
「音楽は絶対に買わない。ネットで探せば何でも無料のものが見つかるし、みんなそうしているから」と高校2年男子A夫は言う。
A夫いわく自身は無類の音楽好きで、音楽抜きではいられないと言うが、音楽を聴くために利用するのは主にYouTubeだ。
「CDで聴いた方が音がいいと言われるけれど、それほど差は感じないし、聴いて楽しめれば十分」。
高校生でもCDを買ったり、ライブに行くことはある。
しかし、一部の大ファンのミュージシャンやバンドに限定され、
それ以外の少し気になる、流行っている程度の音楽はすべてYouTubeで済ませる傾向にある。
高校1年女子B子は、好きなミュージシャンのCDは買って保存用にとっておき、普段聴くためにはやはりYouTubeを利用するという。「CDプレイヤーを持っていないし、あってもわざわざCDをプレイヤーに入れるのは面倒くさいと思う。
その点、スマホならいつでも聴けるから便利」。
大人世代にはハイレゾ音源が流行しているが、10代にとって音楽は音質ではなく、無料であることが重要なようだ。
日本レコード協会の「2013年度音楽メディアユーザー実態調査」(2014年3月)によると、
10代は「普段から音楽を聴いている」「昔から好きだったり、気になるアーティストがいる」など、
音楽の接点が他の年代よりも高い。
一方、中学生から20代のマーケットシェアは年々減少傾向にある。
10代のCD(セル)の年代別シェアは38.0%と前年と同水準を保つ一方、有料音楽配信の年代別シェアは前年の30.9%から21.75%にまで減少している。
◆「テレビよりネットで動画を見る」
中高生の場合、「テレビよりネットで動画を見る」という割合が高めだ。
高校1年男子C佑は、テレビよりもスマートフォンでテレビ番組を見ることを好む。
テレビ番組を見るなら、テレビの大きな画面で見ればいいと考えるが、そうではないらしい。
C佑の考えは、「テレビは何を見ているか親にも分かるから面倒くさい。
スマホなら自分が見たい時に好きな番組が見られるので、趣味に走った番組も見られるしいい」という。
他にもC佑は、深夜番組などの録画が面倒な時に、翌日にインターネットで探して番組を見ている。
映画なども見るというC佑に画質や音質について尋ねたが、「特に気にならない。
特に好きな映画はテレビで見たりするが、そうでなければスマホの画面で十分」と答えた。
ニールセンの「スマートフォン・メディア利用実態調査」(2015年6月)によると、
10代で「映画やドラマなどの動画」をスマートフォンから視聴する割合は他の世代より高く、5割(55%)を超えた。
また、今後利用したい「映画やドラマなどの動画」のデジタルコンテンツのサービスプランについて、13~19歳の48%が
「広告表示で無料で利用したい」と回答した。これは他の年代に比べてはるかに高い。
無料の場合、広告を見たり、クリックしたりする必要があるなど手間がかかることが多いが、
彼らはそのような手間も厭わない。
可処分所得が低く可処分時間が余っている10代の選択だ。
http://japan.cnet.com/sp/smartphone_native/35067711/
※続く
2: :2015/08/07(金) 15:16:37.90 ID:
>>1の続き
◆違法ダウンロードには罪悪感を感じない
2012年10月に施行された著作権法改正案により、違法にアップロードされたコンテンツをダウンロードすることは違法となった。
違反すると、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金、
または両方が課せられることになる。YouTubeなどを閲覧するだけなら問題はないが、違法でアップロードされている動画や音声などの有償著作物を、
違法と知りながらダウンロードする行為は違反とされる。
ところが、オリコンの違法ダウンロード意向などについてのインターネット調査(2015年2月)によると、
違法ダウンロード刑罰化の認知度はほぼすべての世代で上がっている一方で、10代のみ67.7%から63.9%へと下がっている。
また、2014年の1年間における違法ダウンロード経験についても、10代だけは前年の16.5%から18.7%へと上がっている。
つまり、10代は他の年代に比べて違法ダウンロードをしてしまう割合が高いのだ。
2008年と少し前だが、米Microsoftが中学生から高校生にあたる7年生から10年生を対象に実施した調査によると、
自転車を盗んだら処罰を受けるべきだという回答が90%に上る一方で、
違法ダウンロードをしたら処罰を受けるべきという回答はわずか48%となっていた。
モノを盗むのは悪いことという意識はあるが、実体がないモノは罪悪感を感じにくいようだ。
それだけでなく、10代は基本無料のいわゆるフリーミアムモデルに慣れており、コンテンツは無料で手に入るという感覚があるのだろう。
さらに、インターネットで探せば音楽・テレビ番組や映画を含む動画・ゲーム・マンガ・小説など、
さまざまな無料コンテンツが見つかる点も、これを後押ししていると考えられる。
しかし、本当に無料のものなどなく、どれも生み出した人や企業などがあるものだ。
◆ネットから離れて自力で作り出す力を
以前、当連載で取り上げたが、10代はコピペ文化で生きている。
検索してWikipediaやネット上で見つけたコンテンツをコピペして、宿題やレポートとして仕上げることもざらだ。
音楽や動画などのコンテンツを安易に無料で入手してしまう背景には、
何でもインターネットを使えば済むという心理が働いているのではないか。
ネットを使うのは楽だが、人生はそれだけでは済まないことがほとんどだ。
10代こそ、何でもネットで済ませるのではなく、自力で解決する力を身に付けるべきだ。
ネットは便利だが、たくさんあるツールの1つにすぎない。
時にはネットを離れて、誰かに聞いたり、自分で考えたり、ネット以外から探し出したり、作り出すことも必要だ。
大人世代は、10代が生き抜く力を身に付けられるよう、手助けすべきではないだろうか。
※以上
◆違法ダウンロードには罪悪感を感じない
2012年10月に施行された著作権法改正案により、違法にアップロードされたコンテンツをダウンロードすることは違法となった。
違反すると、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金、
または両方が課せられることになる。YouTubeなどを閲覧するだけなら問題はないが、違法でアップロードされている動画や音声などの有償著作物を、
違法と知りながらダウンロードする行為は違反とされる。
ところが、オリコンの違法ダウンロード意向などについてのインターネット調査(2015年2月)によると、
違法ダウンロード刑罰化の認知度はほぼすべての世代で上がっている一方で、10代のみ67.7%から63.9%へと下がっている。
また、2014年の1年間における違法ダウンロード経験についても、10代だけは前年の16.5%から18.7%へと上がっている。
つまり、10代は他の年代に比べて違法ダウンロードをしてしまう割合が高いのだ。
2008年と少し前だが、米Microsoftが中学生から高校生にあたる7年生から10年生を対象に実施した調査によると、
自転車を盗んだら処罰を受けるべきだという回答が90%に上る一方で、
違法ダウンロードをしたら処罰を受けるべきという回答はわずか48%となっていた。
モノを盗むのは悪いことという意識はあるが、実体がないモノは罪悪感を感じにくいようだ。
それだけでなく、10代は基本無料のいわゆるフリーミアムモデルに慣れており、コンテンツは無料で手に入るという感覚があるのだろう。
さらに、インターネットで探せば音楽・テレビ番組や映画を含む動画・ゲーム・マンガ・小説など、
さまざまな無料コンテンツが見つかる点も、これを後押ししていると考えられる。
しかし、本当に無料のものなどなく、どれも生み出した人や企業などがあるものだ。
◆ネットから離れて自力で作り出す力を
以前、当連載で取り上げたが、10代はコピペ文化で生きている。
検索してWikipediaやネット上で見つけたコンテンツをコピペして、宿題やレポートとして仕上げることもざらだ。
音楽や動画などのコンテンツを安易に無料で入手してしまう背景には、
何でもインターネットを使えば済むという心理が働いているのではないか。
ネットを使うのは楽だが、人生はそれだけでは済まないことがほとんどだ。
10代こそ、何でもネットで済ませるのではなく、自力で解決する力を身に付けるべきだ。
ネットは便利だが、たくさんあるツールの1つにすぎない。
時にはネットを離れて、誰かに聞いたり、自分で考えたり、ネット以外から探し出したり、作り出すことも必要だ。
大人世代は、10代が生き抜く力を身に付けられるよう、手助けすべきではないだろうか。
※以上
5: :2015/08/07(金) 15:18:14.21 ID:
だらだら書くな>>1>>2
67: :2015/08/07(金) 15:32:25.73 ID:
>>2
いろいろ飛躍しすぎだろ
最後の部分、なんで自分で作れって話しになっちゃってんの?
いろいろ飛躍しすぎだろ
最後の部分、なんで自分で作れって話しになっちゃってんの?
9: :2015/08/07(金) 15:19:32.85 ID:
おっさんも同じだけどね
10: :2015/08/07(金) 15:19:52.36 ID:
つべから落としているのかね
そんなことしてたら、耳が養われないだろうよ
俺なんか子供の時からソニー製品を使っているから、5ヘルツから50キロヘルツまで聞こえるようになったわ
そんなことしてたら、耳が養われないだろうよ
俺なんか子供の時からソニー製品を使っているから、5ヘルツから50キロヘルツまで聞こえるようになったわ
12: :2015/08/07(金) 15:20:26.44 ID:
この年代が大人になったらどういう世の中になるんだろう。価値観が全然違うから色々変わりそうで楽しみ
13: :2015/08/07(金) 15:20:38.91 ID:
今思えばネットが主流になる前って本当に無駄遣いばっかしてた
絶対に物への執着よりも体験に金を遣うべき
今の若者が羨ましい
絶対に物への執着よりも体験に金を遣うべき
今の若者が羨ましい
48: :2015/08/07(金) 15:28:19.46 ID:
ネットラジオで洋楽ばっか聴いてる。
DJのよけいなトークもない。
今の邦楽は金を払う価値がないw
DJのよけいなトークもない。
今の邦楽は金を払う価値がないw
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